重曹で汚れが落ちるしくみ 重曹で掃除をはじめると、汚れがするする落ちるので、はまってしまいます。
一番驚いたのは、焦げつきを落すことが出来たとき。
それに、茶渋も重曹水をあっためたら、抜群におちました。
重曹って、いったいなにもの??? 疑問だらけだったので、ちょっと調べてみました。
汚れが落ちる仕組みを理解すると、重曹掃除が、より効果的に行えるようになりますよ。
重曹ってなに?
重曹(ベーキングソーダー)は、山菜のあく抜きや、ふくらし粉として、料理に使うものです。
中学校の理科では、炭酸水素ナトリウムって習います。
化学式(NaHCO 3)
重曹を化学する
- 無色の細かい結晶で,水にとける。
- 水溶液は弱アルカリ性をしめす。
- ph値8
- 熱を加えると、分解して炭酸ナトリウム(Na2CO3), 水(H2O) ,二酸化炭素(CO2)が発生する。
【化学式】 2NaHCO3→Na2CO3+CO2↑+H2O
- 重曹を熱してできたものは、「炭酸ナトリウム」またの名を「炭酸ソーダ」「炭酸塩」とも言う。化学式(Na2CO3)、ph11、アルカリ度は高い。
※アルカリ性のもととなるものは、アルカリを水に溶かして、電離した水酸化物イオン(OH −)です。
ph7より大きいとその水溶液は、アルカリ性といいます。
ということで、鍋の焦げつきがなぜ落ちるのかというと、二酸化炭素が発生して、焦げを浮かすことに加えて、重曹を熱して残ったアルカリ度の高い「炭酸ソーダー」のおかげで落ちる。つまり、ダブル効果で、しつこい汚れもすっきり落ちるわけですね。 これは茶渋も同じ。
すっごい納得!!
重曹の性質が、わかると、なんだかとっても掃除が楽しくなってきました。
中学校のときの理科って、ものすごく生活に密着していたんだなあって改めておもいました。当時は、そんなこと全く考えてなかったんですけどね(笑)。
重曹のその他の性質
<緩衝作用>
重曹は、水に溶かすと弱アルカリ性を示します。重曹には、酸を中和するだけでなく、アルカリに対してもphの作用を穏やかにする緩衝作用があります。酸とアルカリの両方を緩衝する性質があるからこそ、いろいろな場面で使うことが可能なのですね。
<穏やかな研磨効果>
重曹を湿らせたスポンジや歯ブラシにつけて使うと、穏やかな研磨効果があります。汚れを表面から引き剥がすことができます。重曹は汚れのついた表面より柔らかいので、キズをつけずに汚れを落すのです。
我が家では、プラスチック用品、テフロン加工の鍋フライパンにも使用していますが、キズは全くないですよ。
<磨きあげる効果>
磨き上げる効果もあります。クルマのフロントガラス、ヘッドライトについた、虫の死骸や、鳥の糞なども、湿らせたスポンジに重曹をつけてこすり、ペーパータオルでふき取るときれいになります。
<消臭作用>
重曹は、すっぱい酸性のにおいと、腐った魚のようなアルカリ性のにおいを取る力があります。もっともパワーを発揮するのは、密閉されて、多少湿気のある冷蔵庫、クローゼット、クルマのトランクなどです。冷蔵庫に口をあけた重曹の箱を置いておくだけで、約3ヶ月間の消臭効果があります。
<消火作用>
電機製品が発火したときには、重曹で消火することができます。ただし、発火する可能性がある紙や布や木、プラスチックなどの可燃物についた火には使えません。この場合はやっぱり水が一番です。
実は、市販の消火器にも重曹が入っているんですよ。
|